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楽しむ老活〜終活への準備ブログ

【占いやスピチュアルについて①】私は信じられませんが

定期的に

占いブームって到来しますよね?

(ずっと流行ってるのかな?)

 

最近始めたSNSでも、

占いやスピリチュアルとか

それ系をよく目にします。

 

昔話になりますが、

私が若かりし頃も

めちゃくちゃ流行っておりまして、

職場の占い好きな人

(ここでは占子とします)

によく色んなところに

連れて行ってもらいました。

 

私は今も昔も、

占い系を斜めに見るような

素直でない人間でして、

ほとんど信じてないのです。

 

信じてないというと

語弊があるかもしれません。

興味がないんですね。

 

だから、

同僚がよく当たる

占い屋さんを見つけたから今度行こう!

と懲りもせず

占活をしているのを

趣味があっていいなぁ〜

くらいの感覚で見ていました。

 

無趣味な私は、

休日にする事もなく、

占い後のランチ目的で

お誘いにホイホイとついて行ったのです。

 

白蛇だか白猫だかの占い?で

(もう昔すぎて。)

上が白、下が赤の袴を着たおばさんの

占いの時の話。

 

山奥にある

怖いくらいの大きな屋敷で、

長ーい廊下をお弟子の男性に案内され、

1人ずつ部屋へ通されるのです。

 

その時は

職場の4人で行きました。

 

占子は1番目、私は4番目でした。

 

ニコニコして

手まで振って長い廊下を

渡っていった占子が

15分ほどで戻ってきました。

 

遠目に見ても

どんより暗いので、

待っていた3人で顔を見合わせ、

なんかやばいんじゃ?

とビビり始めました。

 

やはり占子は泣いていました。

 

訳を聞けないまま

不安な顔をして

2番目の子が廊下を案内されていきました。

 

訳を聞こうと

2人「どうしたの?

なんか変なこと言われたの?」

 

占子「ヒックヒック・・・

   (泣き止まない)」

 

2人で背中をさすり、

ハンカチを貸し、

無理に聞き出すのは

落ち着いてからにしようと

目配せをしました。

 

そうこうしているうちに、

2番目が戻ってきました。

泣いてはいませんが、

イマイチだったようで

口をつぐみ何も言いません。

 

私「なんか怖いこと言われる?

私やめようかな」

 

3番目「私も辞めたい」

 

しかし、

「お次の方!」

とお弟子さんが廊下へ促し、

逆らえる空気ではなく

部屋へと吸い込まれていきました。

 

私「こ、怖い。

私は元から信じてないんだから

わざわざ嫌なこと言われたくないから

辞めていい?」

 

その場にいた機嫌の悪そうな人と

泣いてる人にそうお願いしました。

 

2番目「それはズルい!みんな行こ。」

 

さっきまで喋りもしなかったのに、

いきなり罰ゲームとなっていたのです。

 

3番目が帰ってきました。

泣いてもいなかったし、

機嫌が悪そうでもありませんでした。

少し安心しました。

 

私「どう?何するの?」

 

3番目「行けばわかるよ」

 

と言われると同時に

「お次の方が最後ですね」

とお弟子さん。

 

仕方なく、

長い廊下を歩き、

障子の前でお弟子さんが

「お連れしました。」

(お化け屋敷より怖すぎる)

 

そこには

袴の髪の長い50代くらいのおばさんが

座っていました。

促されるままに前に座り、

言われるままに名前を紙に書きました。

 

おばさんは、

名前を書いた紙と

私の顔を何回も見比べるように

目を往復させていました。

たいした名前じゃないから

名前負けとか言われないよね。

しかし

この大きな屋敷が建つって事は

相当儲けているな。

とか無音の時間が長いので

余計なことばかり考えていました。

 

おばさん「狐がついてます右と左に2匹」

 

私「えっ・・・」

(あ、これはお祓いとかで

大金巻き上げられるのかな?

持ってないし払わんぞ!)

 

私「えっーと、それはどういう??」

 

おばさん「商売繁盛です。いいのです。」

 

私「えーっと、どうしたら?」

 

おばさん「どうする必要もありません」

 

私「でも・・・ありがとうございました。」

 

どういうことでしょう?

いまだに分かりませんが、

ランチでみんなの答え合わせをすると

どうやら私だけいいこと?

を言われたらしく、

少し居心地の悪いランチ会となりました。

 

ちなみに占子は、

散々だったらしく

ランチの時も思い出し泣きをしながら

 

占子「私ね、いかずごけになるの〜(泣)」

(いかずごけ←わかりますか?)

 

私「信じちゃダメよ〜占いなんて!」

 

3人「自分は良かったから、ええやん」

(えーー狐ってついてていいの?

信じてないし)

 

その後

しばらくは職場でのあだ名が

キツネさんと呼ばれるように

なってしまいました。

 

ついてて、ついてない話でした。

 

占い話はまだまだあります。

が、私は信心深くないのです。

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